(粉体)分包包装製品
水溶性フィルム(PVAフィルム、水溶紙)包装製品の特徴
分包包装された粉末(液体)ワンショット洗剤は面倒な計量の必要が無く、投入量が一定で入れ過ぎがないため無駄がありません。
また、ただ投入するだけという簡便さは消費者にとって非常に便利です。
少量(数g)を水中に添加するような場合では正確な計量が面倒ですが、分包包装することで解決します。
PVAフィルムに衣類用粉末洗剤を充填した例です。 PVAは洗濯糊として使われる成分でもありますので、溶解後の衣類への影響は無視出来ます。 某メーカーのジェルボールはPVA成形容器に液体洗剤を充填したもので、液体用フィルム充填包装装置が必要にはなりますが、フィルムを使用しても同様の製品を作ることが可能です。 |
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水溶紙に高分子ポリマーを充填した例です。 水溶紙は紙の繊維が溶け残るデメリットがありますが、PVAフィルムに比べて強度が高く充填物を選ばないメリットがありますので、用途によっては水溶紙を選ぶ方が良い場合があります。 |
PE(ポリエチレン)フィルム包装製品例
包材を溶かす必要が無い場合や水溶性包材では難しい内容物(物性)の個包装に使用します。水溶性包材に比べて安価です。
PEフィルムにアルカリ粉末洗浄剤を充填した例です。 PEフィルムは強度が高く耐薬品性もあるため、殆どの充填物に対応可能です。 |
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