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ホタテ貝殻焼成カルシウム
ホタテ貝殻焼成カルシウム
ホタテ貝殻は長らく処理の厄介な産業廃棄物でしたが、近年この廃棄物の再利用の方法として、貝殻を高温で焼成した後に粉砕して粉末化した製品が出来ています。
それを用途に応じた純度や粒径を選ぶことによって様々な用途に対応することが出来、現在実用化されている主な分野として建材、食品、化粧品などへの添加があります。
タテ貝殻を高温(1000℃以上)で焼成すると、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム混合物のセラミック様のものが出来上ります。この粉体を水に溶かすとPH12.5程度の強アルカリを示し、広範囲かつ強力な抗菌性、消臭性が認められます。
粉末洗浄剤用抗菌剤への応用
粉末洗浄剤の抗菌剤には様々な種類や取り組みがありますが、カビ菌に対応出来、自然由来の材料は僅少です。
ホタテ焼成カルシウム水溶液は白癬菌(水虫菌/カビの一種)に対する抗菌性が既に報告されており、他のカビ菌に対する抵抗性の有無によってはカビ対策用の可能性があります。